甘いスイーツと頭皮の臭いの関係

甘いスイーツが頭皮の臭いを悪化させる?

昔は男性は甘いものは食べない、みたいなイメージがありましたが、最近ではスイーツ好きの男性も多く、パンケーキやドーナツなどいろんなお店があり甘いもので溢れていますよね。

 

疲れた時は甘いものを食べると疲れが取れる感じがしますし、食後にはスイーツは欠かせない、という方も多いですよね。

 

しかし、その甘いものが頭皮の臭いを悪化させているかもしれません。

 

甘いものが皮脂を増やす

 

甘いものや糖質が多いものを摂取すると、血液中の糖分が増え、血糖値が上がります。

 

血糖値が上がると、それを下げようとインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンが分泌されると、血液中の糖分は消えるわけではなく、中性脂肪という形に変えられて血糖値が下がります。

 

その中性脂肪は、体脂肪として体につきますが、量が多いと皮脂となって毛穴から出てきてしまうんです。

 

しかも、サラサラとした皮脂ではなくベトベトとした毛穴に詰まりやすい皮脂なので、毛穴を詰まらせて頭皮の臭いの元となります。

 

甘いものを食べるとニキビができるのもこれが理由です。
甘いものを食べて皮脂が増えたり、ニキビができやすい、という方は頭皮の皮脂分泌量も増えている可能性が高いので要注意です。

 

血糖値を急激に上げないために

 

それでも甘いものを食べたい!という時はありますよね。

 

そんな時は、甘いものを食べる前に食物繊維を摂っておくと、糖質の吸収が緩やかになるのでおすすめです。

 

例えば、ケーキを食べる時は豆乳をたっぷり使ったソイラテを飲んだり、野菜ジュースを飲んだり、粉末タイプの食物繊維を飲み物に溶かして飲んでおきます。
そうすると、体内で食物繊維が糖質の吸収をブロックしてくれるので、皮脂の分泌量を抑えることができます。

 

できれば甘いものを食べない方がいいですが、どうしても食べたい!という時は、その前に食物繊維を摂ったり、血糖値を上げない人工甘味料などを使ったスイーツに変えることで、皮脂を抑えましょう。